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サファイア:
ほんとに色目がたくさんあるのです。
天然もんですから・・・(笑)
 
 
ここでは、宝石 そのもののについてお話します。ちょっと長くなりますけど読んでくださるとうれしいです。 コランダムとは鉱物名です。宝石として有名どころ、ルビーとサファイアいきます!



::: ルビーの選び方
::: サファイアの選び方
鉱物学的に見れば、ルビーもサファイヤも酸化アルミニウムの結晶でコランダムに分類されます。 硬度9はダイヤ次ぐ硬さです。何故ルビーだけ赤いのかと言えば、酸化クロムという金属がわずかに1.8〜1.9%程度含まれた事による、正に奇蹟の産物と言えます。 中でも最高級のルビーの色を表す言葉としてピジョン・ブラッド(鳩の血の赤色)と言う言葉が有名ですが、残念ながら我々がめったにお目にかかれる石ではありません。そこで、ここでは現実的なルビーの選び方のポイントをいくつか上げてみました。この中には色以外の項目ではサファイヤにも共通するファクターも有ります。

::: ルビーの選び方
ポイント1:パッと見て
まず初めにパッと見て、きれいなピンク色と感じたら・・・はいストップ!!
店員が「きれいなルビーでしょう!」と言おうが何だろうが、あなた的にはその石はルビーじゃない・・・ピンクサファイヤなのです。「ルビー」とはいいません。
ポイント2:色の濃さ
色の濃さにこだわり過ぎて、黒っぽい赤色でどちらかというとロードライトガーネットに近い色味の石はやめましょう。 多少赤色が薄く感じても以下のチェックポイントと照らし合わせて、ベストの石を選んで下さい。
ポイント3:共通  ここからは透明な色石選びに、共通の項目です。
まずはなんと言っても透明感の有る石を選びましょう。
石全体にモヤがかかった様な石は、やめましょう。
ポイント4:テリをみる
業界用語でテリと言いますが、要するにキラキラ感の有る石を選びましょう。
3項目の透明感とここでのテリが今いちですと、色は有るのですが全体にどよーんとした石という事になってしまいます。
ポイント5:カットをみる

色石のカットに決まりは有りませんので、上からだけでなく横・下からも見てプロポーションを確かめましょう。 縦・横に比べて石の厚みが薄かったり、逆に厚みが極端に深いといった石はやめましょう。 この様な石は色の見え方が普通のカットと比べて、変わって見えます。またカラット(石の重さ)を多く稼ごうというケースも有ります。
ですから色石選びにカラットは関係有りません。

ポイント6:.ルースで選ぶ
最後にやはりルースで選びましょう。
そうすれば5番の問題もチェックできますし、自分の好みに合ったキャストの枠でリングやペンダントが製作できます。

::: サファイヤの選び方

サファイヤの場合もルビーと同じく、最高級の代名詞で矢車草の青(コーンフラワーブルー)の石はまず我々には関係がないので、現実的な選び方をいくつか書きましょう。
ただしここではブルーサファイヤに限定します。
その他の色は非常に主観的であいまいな分類で、はっきり言って好みの問題ですから。

ポイント1:一見黒色は×
色が濃すぎて一見黒色に見える様な石はダメで、ペンライト位では色が出そうにない。
ポイント2:.出来るだけ・・
出来るだけグレー系色味が少ない石を選びましょう。
ポイント3:ルースで選ぶ
サファイヤは色むらの多い石ですので、良く見てチェックして下さい。 またキズも必ず忘れずにルーペで点検するのが、ベストでしょう。
後はルビー選びポイントの3〜6と同じです。

最後に ルビーもサファイヤも
同じ価格の石であれば、比べてみて「大きい」というのと「小さいけれど色はこちらが綺麗」だと感じたら、・・・色の良い石を選びましょう。
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